米ヌカと玄米黒酢の散布
米ヌカの散布と秋起こし
黒川農場の水田は砂地なため、稲わらをすき込みます。このワラが春までに腐食が進まないと田植え後に悪影響を及ぼします。そこで精米したときに出る米ぬかを、稲刈りの済んだ田んぼに散布しています。米ぬかを撒いた田んぼは、微生物が繁殖して稲わらを分解し土作りをしてくれます。
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米ぬかをユニックで運んできて、肥料を撒く機械に積み込みます。 |
米ぬかは自分で精米をして売っている農家でなければ持っていません。 | |
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米ぬかは、すき込む稲わらを米ぬか大好きな微生物の力で分解し土作りの効果を期待しつつ散布します。 | 散布した米ぬかと稲ワラと土とを表面5cmくらいワラが地中深くまで入らないようにトラクターのロータリーで混ぜます。あとは微生物にお任せ。 |
玄米黒酢の散布
黒川農場では、稲の育苗中2回、本田葉面散布2回おこなっています。玄米黒酢の効果は、アミノ酸による旨みの向上、酢酸による殺菌効果、窒素を効率的に体つくりに生かすなどがあります。
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市販の玄米黒酢。人が飲んで体にいいものは稲にも効果がある。 | 育苗中希釈して散布。 | |
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自走式のスプレーヤーで均一に散布。 | 本田でも防除にあわせて希釈。 | |
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本田では、乗用のブームスプレーヤーで散布。 | 玄米黒酢を吸収した稲は健康的に葉っぱがピンと立っています。 |